東京労働局は平成24年賃金不払(申告事件)の処理状況の概要を発表しました。
1 人当たりの不払額については86 万6 千円と、過去10 年で最も高い水準となっています。
大型賃金不払事案として、情報処理サービス業で対象者 5,659人(のべ人数)解決額 2億6,373万円というものもあります。内容は以下のようになります。
みなし残業時間手当を支給を理由に、時間外・休日・深夜労働の割増賃金が不足しており、労働基準監督署が指導を行った結果、過去約1年間分を遡及して不足分が支払われたもの。